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【大本營發表】(一月二十五日午後四時四十分)

帝󠄁國陸軍部󠄁隊󠄁の一月十五日より同二十三日までにおける各方面の戰況次󠄁の如し

  1. マレー方面(一)西海岸方面 西海岸方面を進󠄁擊するわが部󠄁隊󠄁は十五日正午要󠄁衝マラッカを占領し、引續き追󠄁擊を續行、その先鋒部󠄁隊󠄁は同日夜既にムアール河を渡河し、同河左岸の敵に對し攻擊を開始す。當面の敵はタムビン、マラッカの線において抵抗を企圖せるも、わが果敢なる追󠄁擊を拒止し得ず、新たに後方より有力なる兵團を招致しムアール河、ケマスの線において真面目なる抵抗を企圖せるものの如くムアール河左岸一帶には堅固なる陣地を構築し敵の抵抗また强靱を極む、この間、わが有力なる海上部󠄁隊󠄁は克く執拗なる敵飛行機󠄁の攻擊と隨所󠄁に出沒せる敵潛水艦の脅威とを排擊しつゝ十六日午前󠄁十一時頃バト・パハ附近󠄁に上陸しムアール河左岸の敵背後を急󠄁襲󠄁す、主力部󠄁隊󠄁はこの機󠄁を逸せず川幅四五百メートルの大河を强行渡河して攻擊を敢行し遂󠄂に二十日バクリおよびハリツトスロン附近󠄁、ムアール河左岸一帶の地區を占領し、更に戰果をジヨホール平󠄁原南方に擴大中にして、その先鋒は二十二日ヨンペン西南方地區に進󠄁出せ曰、ムアール河畔の戰鬪において敵の独立第四十五旅團を殲滅せしこと確實にして、二十五日までに判󠄁明󠄁せる戰果左のごとし
    鹵獲品 十サンチ級火砲󠄁八門、戰車(輕裝甲車を含む)約󠄁四十輌、自動車數百輌、俘虜少くも七百
    (二)中央方面 マレー半󠄁島中央方面を進󠄁擊するわが部󠄁隊󠄁は十三日セレンバンを、十四日タムビンを占領し、十六日以來ゲマス東方地區に陣地を占領せる有力なる敵に對し攻擊を開始す、當面の敵は頑强に抵抗せるも、わが强力なる部󠄁隊󠄁の迂回により十八日拂曉來退󠄁却を開始せり、よって部󠄁隊󠄁は機󠄁を失せず敗敵を急󠄁追󠄁して十九日夕その先頭はバツ・アナム附近󠄁を突破し二十日セガマットを完全󠄁に占領せり、爾後部󠄁隊󠄁はジャングル地帶を克服しつゝ隨所󠄁に敵の抵抗を破碎して二十二日その先鋒部󠄁隊󠄁はラビス西方地區に進󠄁出し引續き南進󠄁中なり十三日セレンバンにて押收せる鐵道資材左の如し
    機󠄁關車十五輌、油槽車十一輌、客貨車五百二十八輌、その他資材多數
    (三)東海岸方面 クワンタン方面より南下中のわが軍は有力なる部󠄁隊󠄁をマラン、カラクを経てクアラ・ルンプールに向ひ転進󠄁せしむるとともに爾餘の部󠄁隊󠄁をもって十五日午前󠄁十時エンダウ北方地區に達し、エンダウ河の敵前󠄁渡河を準備す。當面の敵は十七日夜以來退󠄁却を開始するに至り、部󠄁隊󠄁は二十日エンダウを占領し引續き敵を追󠄁擊して二十二日午前󠄁メルシン北方地區に達し爾後同地附近󠄁の敵を攻擊中なり
    (四)陸車航空󠄁部󠄁隊󠄁一月十五日來連󠄀日に亙り戰爆聯合の大編隊󠄁をもってシンガポール大空󠄁襲󠄁を續行し市街重要󠄁軍事施設を徹底的󠄁に潰滅せしむるとともに殘存敵空󠄁軍に致命的󠄁打擊を與へつゝあり、開戰以來シンガポールを空󠄁襲󠄁せること實に二十八回の多きに達す、敵は我軍の連󠄀日に亙る猛襲󠄁にも拘らず、蘭印及び印度方面より多數の精銳機󠄁を增掩し抗戰を継續しつゝあるものの如し、なほわが有力なる部󠄁隊󠄁は地上部󠄁隊󠄁の果敢なる追󠄁擊作戰に密に協力して着々戰果をあげつゝあり、この間における戰果左の如し
    擊墜󠄁五十五機󠄁、擊破五十三機󠄁、計百八機󠄁
  2. ビルマ方面(一)泰緬國境を突破せる我軍は十七日テナセリム河を渡河し同日夜半󠄁カウメイダン附近󠄁に陣地を占領せる約󠄁六百の敵を夜襲󠄁、これを潰滅するとともに、十九日未明󠄁長驅テナセリム地方の要󠄁衝タヴオイを衝き午後七時三十分これを完全󠄁に占領し爾後の作戰を準備中なり、タヴオイ附近󠄁攻略の戰果左の如し
    鹵獲品 山砲󠄁二門、機󠄁關銃十一挺、銃器三百十八挺、各種銃彈約󠄁十萬發、自動車十輌、その他鹵獲品多數、俘虜百五十一、遺󠄁棄死體五百七十
    (二)陸車航空󠄁部󠄁隊󠄁は泰緬國境山獄地帶の地上突破作戰に密に協力するとともに大擧ラングーンを空󠄁襲󠄁し多大の戰果を收めたり、また一月十七日有力なる部󠄁隊󠄁は蒙自飛行場に進󠄁攻し、西南支那󠄁方面重慶空󠄁車の再建を徹底的󠄁に破碎せり、この間における戰果左の如し
    擊墜󠄁三十七機󠄁、擊破十三機󠄁、計五十機󠄁
  3. 比島方面(一)バタアン半󠄁島およびコレヒドール島要󠄁塞に餘喘を保ちつゝある敵を攻擊中なるわが部󠄁隊󠄁はナチブ山麓一帶の険難なる地形を克服しつゝ主力は十四日マバタン河の線を越え要󠄁衝アブカイを攻略、爾後要󠄁點を奪取しつゝ敵陣地を蚕食中なり、またオロンガポおよびグランデ島を攻略せる部󠄁隊󠄁は、さらにモロン地區に躍進󠄁し二十一日激戰の後マウバン附近󠄁の敵陣地を突破して南進󠄁すると共に一部󠄁をバガックに迂回せしめ、半󠄁島唯一の東西連󠄀絡線を遮斷せり、バタアン半󠄁島方面の敵兵力はその數三萬五千を超ゆるもののごとし、なほオロンガポおよびグランデ島攻略戰の戰果にして十五日以降において判󠄁明󠄁せるもの左のごとし
    四十サンチ加農砲󠄁二門、二十五サンチ加農砲󠄁四門、二十サンチ加農砲󠄁、十五サンチ榴彈砲󠄁各一門、十五サンチ加農砲󠄁三門、高射砲󠄁二門、野砲󠄁七門、その他彈薬等多數
    (二)陸軍航空󠄁部󠄁隊󠄁はバタアン半󠄁島に據る敵を攻擊中の地上部󠄁隊󠄁の戰鬪に協力し敵陣地を爆擊すると共に、コレヒドール島要󠄁塞附近󠄁の艦船󠄂を攻擊し、多大の損害󠄂を與へ敵を制壓しつゝあり、その間における戰果左の如し
    擊墜󠄁八機󠄁
  4. 蘭印方面(一)蘭印ボルネオ・タラカン島に上陸せる部󠄁隊󠄁は未だ降伏せざる殘敵を掃󠄁蕩中なりしが、十四日ジウサタ及びゴシチャゴールの油田の接收を以て全󠄁島の戡定を終れり、なほ同島において收めたる戰果左の如し
    俘虜八百七十四、高射機󠄁關銃九門、重機󠄁關銃六十九挺、小銃五百五十六挺、裝甲自動車十五輌、自動車など六十七輌、彈薬その他軍需品多數、タラカン島戡定作戰における我軍の損害󠄂左のごとし
    戰死八、戰傷三十二(軍屬一を含む)
    (二)陸軍航空󠄁部󠄁隊󠄁は屡々スマトラ島敵空󠄁軍基地を空󠄁襲󠄁し蘭印空󠄁軍に對し多大の損害󠄂を與へつゝあり、その狀況次󠄁の如し
    一月十七日戰爆聯合の大部󠄁隊󠄁は、バカンバル飛行場を襲󠄁擊し大(中)型九機󠄁を炎上、同五機󠄁を爆破せり、一月二十三日有力なる部󠄁隊󠄁は長驅千餘キロを翔破してパレムバン飛行場を强襲󠄁し大型一機󠄁炎上、戰鬪機󠄁五機󠄁を擊墜󠄁せり
  5. 英領ボルネオ方面 クチン攻略部󠄁隊󠄁は英蘭國境に蠢動する蘭軍を攻擊、これを擊退󠄁しつゝ前󠄁進󠄁し十六日蘭領ボルネオ西部󠄁要󠄁衝ピサンを奪取し、引續き進󠄁擊中なり
  6. ビスマルク群島 一月二十三日未明󠄁ニュー・ブリテイン島ラバウル附近󠄁に上陸せる陸軍部󠄁隊󠄁は、頑强なる敵の抵抗を排除して、午後一時三十分ウナカウナ飛行場(ラバウル西南方)を完全󠄁に占領せり、ウナカナウ占領の戰果左の如し
    鹵獲品 飛行機󠄁三機󠄁、火砲󠄁七門、その他多數
  7. 支那󠄁方面 各方面にわたり敵を擊滅して重慶軍の蠢動を完全󠄁に破碎せり大東亜戰争勃發以來一月中旬迄に判󠄁明󠄁せる戰果次󠄁の如し
    鹵獲品 迫擊砲󠄁三十門、重機󠄁關銃五十五挺、輕機󠄁關銃七十七挺、小銃七千二百二十四挺、俘虜三千八百十九、遺󠄁棄死體三萬五千九百二十八
  8. 占領地の狀況 軍は占領地に對し軍政を施行し住民克く皇軍の真意を諒解し積極的󠄁に治安回復に協力しあり、敵は退󠄁却に當り軍事施設のみならず交󠄁通󠄁、通󠄁信、重要󠄁産業諸施設にわたり、徹底的󠄁にこれを破壞せるをもってその回復容易ならざるものあるも、占領地各般の建設は遂󠄂次󠄁その緒につきつゝあり、但し香港󠄁は一月十九日香港󠄁占領地綜督部󠄁を設置し治安は急󠄁速󠄁に回復し、又マニラはわが軍の軍政下にヴァルガスをして市政を實施せしめ、市內の秩序は逐󠄁次󠄁向上しつゝあり

【大本営発表】(一月二十五日午後四時四十分)

帝国陸軍部隊の一月十五日より同二十三日までにおける各方面の戦況次の如し

  1. マレー方面(一)西海岸方面 西海岸方面を進撃するわが部隊は十五日正午要衝マラッカを占領し、引続き追撃を続行、その先鋒部隊は同日夜既にムアール河を渡河し、同河左岸の敵に対し攻撃を開始す。当面の敵はタムビン、マラッカの線において抵抗を企図せるも、わが果敢なる追撃を拒止し得ず、新たに後方より有力なる兵団を招致しムアール河、ケマスの線において真面目なる抵抗を企図せるものの如くムアール河左岸一帯には堅固なる陣地を構築し敵の抵抗また強靱を極む、この間、わが有力なる海上部隊は克く執拗なる敵飛行機の攻撃と随所に出没せる敵潜水艦の脅威とを排撃しつつ十六日午前十一時頃バト・パハ附近に上陸しムアール河左岸の敵背後を急襲す、主力部隊はこの機を逸せず川幅四五百メートルの大河を強行渡河して攻撃を敢行し遂に二十日バクリおよびハリツトスロン附近、ムアール河左岸一帯の地区を占領し、更に戦果をジヨホール平原南方に拡大中にして、その先鋒は二十二日ヨンペン西南方地区に進出せ曰、ムアール河畔の戦闘において敵の独立第四十五旅団を殲滅せしこと確実にして、二十五日までに判明せる戦果左のごとし
    鹵獲品 十サンチ級火砲八門、戦車(軽装甲車を含む)約四十輌、自動車数百輌、俘虜少くも七百
    (二)中央方面 マレー半島中央方面を進撃するわが部隊は十三日セレンバンを、十四日タムビンを占領し、十六日以来ゲマス東方地区に陣地を占領せる有力なる敵に対し攻撃を開始す、当面の敵は頑強に抵抗せるも、わが強力なる部隊の迂回により十八日払暁来退却を開始せり、よって部隊は機を失せず敗敵を急追して十九日夕その先頭はバツ・アナム附近を突破し二十日セガマットを完全に占領せり、爾後部隊はジャングル地帯を克服しつつ随所に敵の抵抗を破砕して二十二日その先鋒部隊はラビス西方地区に進出し引続き南進中なり十三日セレンバンにて押収せる鉄道資材左の如し
    機関車十五輌、油槽車十一輌、客貨車五百二十八輌、その他資材多数
    (三)東海岸方面 クワンタン方面より南下中のわが軍は有力なる部隊をマラン、カラクを経てクアラ・ルンプールに向ひ転進せしむるとともに爾余の部隊をもって十五日午前十時エンダウ北方地区に達し、エンダウ河の敵前渡河を準備す。当面の敵は十七日夜以来退却を開始するに至り、部隊は二十日エンダウを占領し引続き敵を追撃して二十二日午前メルシン北方地区に達し爾後同地附近の敵を攻撃中なり
    (四)陸車航空部隊一月十五日来連日に亙り戦爆連合の大編隊をもってシンガポール大空襲を続行し市街重要軍事施設を徹底的に潰滅せしむるとともに残存敵空軍に致命的打撃を与へつつあり、開戦以来シンガポールを空襲せること実に二十八回の多きに達す、敵は我軍の連日に亘る猛襲にも拘らず、蘭印及び印度方面より多数の精鋭機を増援し抗戦を継続しつつあるものの如し、なほわが有力なる部隊は地上部隊の果敢なる追撃作戦に密に協力して着々戦果をあげつつあり、この間における戦果左の如し
    撃墜五十五機、撃破五十三機、計百八機
  2. ビルマ方面(一)泰緬国境を突破せる我軍は十七日テナセリム河を渡河し同日夜半カウメイダン附近に陣地を占領せる約六百の敵を夜襲、これを潰滅するとともに、十九日未明長駆テナセリム地方の要衝タヴオイを衝き午後七時三十分これを完全に占領し爾後の作戦を準備中なり、タヴオイ附近攻略の戦果左の如し
    鹵獲品 山砲二門、機関銃十一挺、銃器三百十八挺、各種銃弾約十万発、自動車十輌、その他鹵獲品多数、俘虜百五十一、遺棄死体五百七十
    (二)陸車航空部隊は泰緬国境山獄地帯の地上突破作戦に密に協力するとともに大挙ラングーンを空襲し多大の戦果を収めたり、また一月十七日有力なる部隊は蒙自飛行場に進攻し、西南支那方面重慶空車の再建を徹底的に破砕せり、この間における戦果左の如し
    撃墜三十七機、撃破十三機、計五十機
  3. 比島方面(一)バタアン半島およびコレヒドール島要塞に余喘を保ちつつある敵を攻撃中なるわが部隊はナチブ山麓一帯の険難なる地形を克服しつつ主力は十四日マバタン河の線を越え要衝アブカイを攻略、爾後要点を奪取しつつ敵陣地を蚕食中なり、またオロンガポおよびグランデ島を攻略せる部隊は、さらにモロン地区に躍進し二十一日激戦の後マウバン附近の敵陣地を突破して南進すると共に一部をバガックに迂回せしめ、半島唯一の東西連絡線を遮断せり、バタアン半島方面の敵兵力はその数三万五千を超ゆるもののごとし、なほオロンガポおよびグランデ島攻略戦の戦果にして十五日以降において判明せるもの左のごとし
    四十サンチ加農砲二門、二十五サンチ加農砲四門、二十サンチ加農砲、十五サンチ榴弾砲各一門、十五サンチ加農砲三門、高射砲二門、野砲七門、その他弾薬等多数
    (二)陸軍航空部隊はバタアン半島に拠る敵を攻撃中の地上部隊の戦闘に協力し敵陣地を爆撃すると共に、コレヒドール島要塞附近の艦船を攻撃し、多大の損害を与へ敵を制圧しつつあり、その間における戦果左の如し
    撃墜八機
  4. 蘭印方面(一)蘭印ボルネオ・タラカン島に上陸せる部隊は未だ降伏せざる残敵を掃蕩中なりしが、十四日ジウサタ及びゴシチャゴールの油田の接収を以て全島の戡定を終れり、なほ同島において収めたる戦果左の如し
    俘虜八百七十四、高射機関銃九門、重機関銃六十九挺、小銃五百五十六挺、装甲自動車十五輌、自動車など六十七輌、弾薬その他軍需品多数、タラカン島戡定作戦における我軍の損害左のごとし
    戦死八、戦傷三十二(軍属一を含む)
    (二)陸軍航空部隊は屡々スマトラ島敵空軍基地を空襲し蘭印空軍に対し多大の損害を与へつつあり、その状況次の如し
    一月十七日戦爆連合の大部隊は、バカンバル飛行場を襲撃し大(中)型九機を炎上、同五機を爆破せり、一月二十三日有力なる部隊は長駆千余キロを翔破してパレムバン飛行場を強襲し大型一機炎上、戦闘機五機を撃墜せり
  5. 英領ボルネオ方面 クチン攻略部隊は英蘭国境に蠢動する蘭軍を攻撃、これを撃退しつつ前進し十六日蘭領ボルネオ西部要衝ピサンを奪取し、引続き進撃中なり
  6. ビスマルク群島 一月二十三日未明ニュー・ブリテイン島ラバウル附近に上陸せる陸軍部隊は、頑強なる敵の抵抗を排除して、午後一時三十分ウナカウナ飛行場(ラバウル西南方)を完全に占領せり、ウナカナウ占領の戦果左の如し
    鹵獲品 飛行機三機、火砲七門、その他多数
  7. 支那方面 各方面にわたり敵を撃滅して重慶軍の蠢動を完全に破砕せり大東亜戦争勃発以来一月中旬迄に判明せる戦果次の如し
    鹵獲品 迫撃砲三十門、重機関銃五十五挺、軽機関銃七十七挺、小銃七千二百二十四挺、俘虜三千八百十九、遺棄死体三万五千九百二十八
  8. 占領地の状況 軍は占領地に対し軍政を施行し住民克く皇軍の真意を諒解し積極的に治安回復に協力しあり、敵は退却に当り軍事施設のみならず交通、通信、重要産業諸施設にわたり、徹底的にこれを破壊せるをもってその回復容易ならざるものあるも、占領地各般の建設は遂次その緒につきつつあり、但し香港は一月十九日香港占領地綜督部を設置し治安は急速に回復し、又マニラはわが軍の軍政下にヴァルガスをして市政を実施せしめ、市内の秩序は逐次向上しつつあり

【大本營發表】(一月二十五日午後四時四十分)

帝󠄁國陸軍部󠄁隊󠄁の一月十五日より同二十三日までにおける各方面の戰況次󠄁の如し

  1. マレー方面(一)西海岸方面 西海岸方面を進󠄁擊するわが部󠄁隊󠄁は十五日正午要󠄁衝マラッカを占領し、引續き追󠄁擊を續行、その先鋒部󠄁隊󠄁は同日夜既にムアール河を渡河し、同河左岸の敵に對し攻擊を開始す。當面の敵はタムビン、マラッカの線において抵抗を企圖せるも、わが果敢なる追󠄁擊を拒止し得ず、新たに後方より有力なる兵團を招致しムアール河、ケマスの線において真面目なる抵抗を企圖せるものの如くムアール河左岸一帶には堅固なる陣地を構築し敵の抵抗また强靱を極む、この間、わが有力なる海上部󠄁隊󠄁は克く執拗なる敵飛行機󠄁の攻擊と隨所󠄁に出沒せる敵潛水艦の脅威とを排擊しつゝ十六日午前󠄁十一時頃バト・パハ附近󠄁に上陸しムアール河左岸の敵背後を急󠄁襲󠄁す、主力部󠄁隊󠄁はこの機󠄁を逸せず川幅四五百メートルの大河を强行渡河して攻擊を敢行し遂󠄂に二十日バクリおよびハリツトスロン附近󠄁、ムアール河左岸一帶の地區を占領し、更に戰果をジヨホール平󠄁原南方に擴大中にして、その先鋒は二十二日ヨンペン西南方地區に進󠄁出せ曰、ムアール河畔の戰鬪において敵の独立第四十五旅團を殲滅せしこと確實にして、二十五日までに判󠄁明󠄁せる戰果左のごとし
    鹵獲品 十サンチ級火砲󠄁八門、戰車(輕裝甲車を含む)約󠄁四十輌、自動車數百輌、俘虜少くも七百
    (二)中央方面 マレー半󠄁島中央方面を進󠄁擊するわが部󠄁隊󠄁は十三日セレンバンを、十四日タムビンを占領し、十六日以來ゲマス東方地區に陣地を占領せる有力なる敵に對し攻擊を開始す、當面の敵は頑强に抵抗せるも、わが强力なる部󠄁隊󠄁の迂回により十八日拂曉來退󠄁却を開始せり、よって部󠄁隊󠄁は機󠄁を失せず敗敵を急󠄁追󠄁して十九日夕その先頭はバツ・アナム附近󠄁を突破し二十日セガマットを完全󠄁に占領せり、爾後部󠄁隊󠄁はジャングル地帶を克服しつゝ隨所󠄁に敵の抵抗を破碎して二十二日その先鋒部󠄁隊󠄁はラビス西方地區に進󠄁出し引續き南進󠄁中なり十三日セレンバンにて押收せる鐵道資材左の如し
    機󠄁關車十五輌、油槽車十一輌、客貨車五百二十八輌、その他資材多數
    (三)東海岸方面 クワンタン方面より南下中のわが軍は有力なる部󠄁隊󠄁をマラン、カラクを経てクアラ・ルンプールに向ひ転進󠄁せしむるとともに爾餘の部󠄁隊󠄁をもって十五日午前󠄁十時エンダウ北方地區に達し、エンダウ河の敵前󠄁渡河を準備す。當面の敵は十七日夜以來退󠄁却を開始するに至り、部󠄁隊󠄁は二十日エンダウを占領し引續き敵を追󠄁擊して二十二日午前󠄁メルシン北方地區に達し爾後同地附近󠄁の敵を攻擊中なり
    (四)陸車航空󠄁部󠄁隊󠄁一月十五日來連󠄀日に亙り戰爆聯合の大編隊󠄁をもってシンガポール大空󠄁襲󠄁を續行し市街重要󠄁軍事施設を徹底的󠄁に潰滅せしむるとともに殘存敵空󠄁軍に致命的󠄁打擊を與へつゝあり、開戰以來シンガポールを空󠄁襲󠄁せること實に二十八回の多きに達す、敵は我軍の連󠄀日に亙る猛襲󠄁にも拘らず、蘭印及び印度方面より多數の精銳機󠄁を增掩し抗戰を継續しつゝあるものの如し、なほわが有力なる部󠄁隊󠄁は地上部󠄁隊󠄁の果敢なる追󠄁擊作戰に密に協力して着々戰果をあげつゝあり、この間における戰果左の如し
    擊墜󠄁五十五機󠄁、擊破五十三機󠄁、計百八機󠄁
  2. ビルマ方面(一)泰緬國境を突破せる我軍は十七日テナセリム河を渡河し同日夜半󠄁カウメイダン附近󠄁に陣地を占領せる約󠄁六百の敵を夜襲󠄁、これを潰滅するとともに、十九日未明󠄁長驅テナセリム地方の要󠄁衝タヴオイを衝き午後七時三十分これを完全󠄁に占領し爾後の作戰を準備中なり、タヴオイ附近󠄁攻略の戰果左の如し
    鹵獲品 山砲󠄁二門、機󠄁關銃十一挺、銃器三百十八挺、各種銃彈約󠄁十萬發、自動車十輌、その他鹵獲品多數、俘虜百五十一、遺󠄁棄死體五百七十
    (二)陸車航空󠄁部󠄁隊󠄁は泰緬國境山獄地帶の地上突破作戰に密に協力するとともに大擧ラングーンを空󠄁襲󠄁し多大の戰果を收めたり、また一月十七日有力なる部󠄁隊󠄁は蒙自飛行場に進󠄁攻し、西南支那󠄁方面重慶空󠄁車の再建を徹底的󠄁に破碎せり、この間における戰果左の如し
    擊墜󠄁三十七機󠄁、擊破十三機󠄁、計五十機󠄁
  3. 比島方面(一)バタアン半󠄁島およびコレヒドール島要󠄁塞に餘喘を保ちつゝある敵を攻擊中なるわが部󠄁隊󠄁はナチブ山麓一帶の険難なる地形を克服しつゝ主力は十四日マバタン河の線を越え要󠄁衝アブカイを攻略、爾後要󠄁點を奪取しつゝ敵陣地を蚕食中なり、またオロンガポおよびグランデ島を攻略せる部󠄁隊󠄁は、さらにモロン地區に躍進󠄁し二十一日激戰の後マウバン附近󠄁の敵陣地を突破して南進󠄁すると共に一部󠄁をバガックに迂回せしめ、半󠄁島唯一の東西連󠄀絡線を遮斷せり、バタアン半󠄁島方面の敵兵力はその數三萬五千を超ゆるもののごとし、なほオロンガポおよびグランデ島攻略戰の戰果にして十五日以降において判󠄁明󠄁せるもの左のごとし
    四十サンチ加農砲󠄁二門、二十五サンチ加農砲󠄁四門、二十サンチ加農砲󠄁、十五サンチ榴彈砲󠄁各一門、十五サンチ加農砲󠄁三門、高射砲󠄁二門、野砲󠄁七門、その他彈薬等多數
    (二)陸軍航空󠄁部󠄁隊󠄁はバタアン半󠄁島に據る敵を攻擊中の地上部󠄁隊󠄁の戰鬪に協力し敵陣地を爆擊すると共に、コレヒドール島要󠄁塞附近󠄁の艦船󠄂を攻擊し、多大の損害󠄂を與へ敵を制壓しつゝあり、その間における戰果左の如し
    擊墜󠄁八機󠄁
  4. 蘭印方面(一)蘭印ボルネオ・タラカン島に上陸せる部󠄁隊󠄁は未だ降伏せざる殘敵を掃󠄁蕩中なりしが、十四日ジウサタ及びゴシチャゴールの油田の接收を以て全󠄁島の戡定を終れり、なほ同島において收めたる戰果左の如し
    俘虜八百七十四、高射機󠄁關銃九門、重機󠄁關銃六十九挺、小銃五百五十六挺、裝甲自動車十五輌、自動車など六十七輌、彈薬その他軍需品多數、タラカン島戡定作戰における我軍の損害󠄂左のごとし
    戰死八、戰傷三十二(軍屬一を含む)
    (二)陸軍航空󠄁部󠄁隊󠄁は屡々スマトラ島敵空󠄁軍基地を空󠄁襲󠄁し蘭印空󠄁軍に對し多大の損害󠄂を與へつゝあり、その狀況次󠄁の如し
    一月十七日戰爆聯合の大部󠄁隊󠄁は、バカンバル飛行場を襲󠄁擊し大(中)型九機󠄁を炎上、同五機󠄁を爆破せり、一月二十三日有力なる部󠄁隊󠄁は長驅千餘キロを翔破してパレムバン飛行場を强襲󠄁し大型一機󠄁炎上、戰鬪機󠄁五機󠄁を擊墜󠄁せり
  5. 英領ボルネオ方面 クチン攻略部󠄁隊󠄁は英蘭國境に蠢動する蘭軍を攻擊、これを擊退󠄁しつゝ前󠄁進󠄁し十六日蘭領ボルネオ西部󠄁要󠄁衝ピサンを奪取し、引續き進󠄁擊中なり
  6. ビスマルク群島 一月二十三日未明󠄁ニュー・ブリテイン島ラバウル附近󠄁に上陸せる陸軍部󠄁隊󠄁は、頑强なる敵の抵抗を排除して、午後一時三十分ウナカウナ飛行場(ラバウル西南方)を完全󠄁に占領せり、ウナカナウ占領の戰果左の如し
    鹵獲品 飛行機󠄁三機󠄁、火砲󠄁七門、その他多數
  7. 支那󠄁方面 各方面にわたり敵を擊滅して重慶軍の蠢動を完全󠄁に破碎せり大東亜戰争勃發以來一月中旬迄に判󠄁明󠄁せる戰果次󠄁の如し
    鹵獲品 迫擊砲󠄁三十門、重機󠄁關銃五十五挺、輕機󠄁關銃七十七挺、小銃七千二百二十四挺、俘虜三千八百十九、遺󠄁棄死體三萬五千九百二十八
  8. 占領地の狀況 軍は占領地に對し軍政を施行し住民克く皇軍の真意を諒解し積極的󠄁に治安回復に協力しあり、敵は退󠄁却に當り軍事施設のみならず交󠄁通󠄁、通󠄁信、重要󠄁産業諸施設にわたり、徹底的󠄁にこれを破壞せるをもってその回復容易ならざるものあるも、占領地各般の建設は遂󠄂次󠄁その緒につきつゝあり、但し香港󠄁は一月十九日香港󠄁占領地綜督部󠄁を設置し治安は急󠄁速󠄁に回復し、又マニラはわが軍の軍政下にヴァルガスをして市政を實施せしめ、市內の秩序は逐󠄁次󠄁向上しつゝあり

【大本営発表】(一月二十五日午後四時四十分)

帝国陸軍部隊の一月十五日より同二十三日までにおける各方面の戦況次の如し

  1. マレー方面(一)西海岸方面 西海岸方面を進撃するわが部隊は十五日正午要衝マラッカを占領し、引続き追撃を続行、その先鋒部隊は同日夜既にムアール河を渡河し、同河左岸の敵に対し攻撃を開始す。当面の敵はタムビン、マラッカの線において抵抗を企図せるも、わが果敢なる追撃を拒止し得ず、新たに後方より有力なる兵団を招致しムアール河、ケマスの線において真面目なる抵抗を企図せるものの如くムアール河左岸一帯には堅固なる陣地を構築し敵の抵抗また強靱を極む、この間、わが有力なる海上部隊は克く執拗なる敵飛行機の攻撃と随所に出没せる敵潜水艦の脅威とを排撃しつつ十六日午前十一時頃バト・パハ附近に上陸しムアール河左岸の敵背後を急襲す、主力部隊はこの機を逸せず川幅四五百メートルの大河を強行渡河して攻撃を敢行し遂に二十日バクリおよびハリツトスロン附近、ムアール河左岸一帯の地区を占領し、更に戦果をジヨホール平原南方に拡大中にして、その先鋒は二十二日ヨンペン西南方地区に進出せ曰、ムアール河畔の戦闘において敵の独立第四十五旅団を殲滅せしこと確実にして、二十五日までに判明せる戦果左のごとし
    鹵獲品 十サンチ級火砲八門、戦車(軽装甲車を含む)約四十輌、自動車数百輌、俘虜少くも七百
    (二)中央方面 マレー半島中央方面を進撃するわが部隊は十三日セレンバンを、十四日タムビンを占領し、十六日以来ゲマス東方地区に陣地を占領せる有力なる敵に対し攻撃を開始す、当面の敵は頑強に抵抗せるも、わが強力なる部隊の迂回により十八日払暁来退却を開始せり、よって部隊は機を失せず敗敵を急追して十九日夕その先頭はバツ・アナム附近を突破し二十日セガマットを完全に占領せり、爾後部隊はジャングル地帯を克服しつつ随所に敵の抵抗を破砕して二十二日その先鋒部隊はラビス西方地区に進出し引続き南進中なり十三日セレンバンにて押収せる鉄道資材左の如し
    機関車十五輌、油槽車十一輌、客貨車五百二十八輌、その他資材多数
    (三)東海岸方面 クワンタン方面より南下中のわが軍は有力なる部隊をマラン、カラクを経てクアラ・ルンプールに向ひ転進せしむるとともに爾余の部隊をもって十五日午前十時エンダウ北方地区に達し、エンダウ河の敵前渡河を準備す。当面の敵は十七日夜以来退却を開始するに至り、部隊は二十日エンダウを占領し引続き敵を追撃して二十二日午前メルシン北方地区に達し爾後同地附近の敵を攻撃中なり
    (四)陸車航空部隊一月十五日来連日に亙り戦爆連合の大編隊をもってシンガポール大空襲を続行し市街重要軍事施設を徹底的に潰滅せしむるとともに残存敵空軍に致命的打撃を与へつつあり、開戦以来シンガポールを空襲せること実に二十八回の多きに達す、敵は我軍の連日に亘る猛襲にも拘らず、蘭印及び印度方面より多数の精鋭機を増援し抗戦を継続しつつあるものの如し、なほわが有力なる部隊は地上部隊の果敢なる追撃作戦に密に協力して着々戦果をあげつつあり、この間における戦果左の如し
    撃墜五十五機、撃破五十三機、計百八機
  2. ビルマ方面(一)泰緬国境を突破せる我軍は十七日テナセリム河を渡河し同日夜半カウメイダン附近に陣地を占領せる約六百の敵を夜襲、これを潰滅するとともに、十九日未明長駆テナセリム地方の要衝タヴオイを衝き午後七時三十分これを完全に占領し爾後の作戦を準備中なり、タヴオイ附近攻略の戦果左の如し
    鹵獲品 山砲二門、機関銃十一挺、銃器三百十八挺、各種銃弾約十万発、自動車十輌、その他鹵獲品多数、俘虜百五十一、遺棄死体五百七十
    (二)陸車航空部隊は泰緬国境山獄地帯の地上突破作戦に密に協力するとともに大挙ラングーンを空襲し多大の戦果を収めたり、また一月十七日有力なる部隊は蒙自飛行場に進攻し、西南支那方面重慶空車の再建を徹底的に破砕せり、この間における戦果左の如し
    撃墜三十七機、撃破十三機、計五十機
  3. 比島方面(一)バタアン半島およびコレヒドール島要塞に余喘を保ちつつある敵を攻撃中なるわが部隊はナチブ山麓一帯の険難なる地形を克服しつつ主力は十四日マバタン河の線を越え要衝アブカイを攻略、爾後要点を奪取しつつ敵陣地を蚕食中なり、またオロンガポおよびグランデ島を攻略せる部隊は、さらにモロン地区に躍進し二十一日激戦の後マウバン附近の敵陣地を突破して南進すると共に一部をバガックに迂回せしめ、半島唯一の東西連絡線を遮断せり、バタアン半島方面の敵兵力はその数三万五千を超ゆるもののごとし、なほオロンガポおよびグランデ島攻略戦の戦果にして十五日以降において判明せるもの左のごとし
    四十サンチ加農砲二門、二十五サンチ加農砲四門、二十サンチ加農砲、十五サンチ榴弾砲各一門、十五サンチ加農砲三門、高射砲二門、野砲七門、その他弾薬等多数
    (二)陸軍航空部隊はバタアン半島に拠る敵を攻撃中の地上部隊の戦闘に協力し敵陣地を爆撃すると共に、コレヒドール島要塞附近の艦船を攻撃し、多大の損害を与へ敵を制圧しつつあり、その間における戦果左の如し
    撃墜八機
  4. 蘭印方面(一)蘭印ボルネオ・タラカン島に上陸せる部隊は未だ降伏せざる残敵を掃蕩中なりしが、十四日ジウサタ及びゴシチャゴールの油田の接収を以て全島の戡定を終れり、なほ同島において収めたる戦果左の如し
    俘虜八百七十四、高射機関銃九門、重機関銃六十九挺、小銃五百五十六挺、装甲自動車十五輌、自動車など六十七輌、弾薬その他軍需品多数、タラカン島戡定作戦における我軍の損害左のごとし
    戦死八、戦傷三十二(軍属一を含む)
    (二)陸軍航空部隊は屡々スマトラ島敵空軍基地を空襲し蘭印空軍に対し多大の損害を与へつつあり、その状況次の如し
    一月十七日戦爆連合の大部隊は、バカンバル飛行場を襲撃し大(中)型九機を炎上、同五機を爆破せり、一月二十三日有力なる部隊は長駆千余キロを翔破してパレムバン飛行場を強襲し大型一機炎上、戦闘機五機を撃墜せり
  5. 英領ボルネオ方面 クチン攻略部隊は英蘭国境に蠢動する蘭軍を攻撃、これを撃退しつつ前進し十六日蘭領ボルネオ西部要衝ピサンを奪取し、引続き進撃中なり
  6. ビスマルク群島 一月二十三日未明ニュー・ブリテイン島ラバウル附近に上陸せる陸軍部隊は、頑強なる敵の抵抗を排除して、午後一時三十分ウナカウナ飛行場(ラバウル西南方)を完全に占領せり、ウナカナウ占領の戦果左の如し
    鹵獲品 飛行機三機、火砲七門、その他多数
  7. 支那方面 各方面にわたり敵を撃滅して重慶軍の蠢動を完全に破砕せり大東亜戦争勃発以来一月中旬迄に判明せる戦果次の如し
    鹵獲品 迫撃砲三十門、重機関銃五十五挺、軽機関銃七十七挺、小銃七千二百二十四挺、俘虜三千八百十九、遺棄死体三万五千九百二十八
  8. 占領地の状況 軍は占領地に対し軍政を施行し住民克く皇軍の真意を諒解し積極的に治安回復に協力しあり、敵は退却に当り軍事施設のみならず交通、通信、重要産業諸施設にわたり、徹底的にこれを破壊せるをもってその回復容易ならざるものあるも、占領地各般の建設は遂次その緒につきつつあり、但し香港は一月十九日香港占領地綜督部を設置し治安は急速に回復し、又マニラはわが軍の軍政下にヴァルガスをして市政を実施せしめ、市内の秩序は逐次向上しつつあり

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詳細情報

  • 大本営発表ID
    大本営発表IDとは、昭和16年12月8日午前6時の
    開戦の発表を「第1号」とする、太平洋戦争中の
    大本営発表の一意の識別子です。
    第145号
  • 発表元大本営発表
  • 区分陸軍
  • 発表日時昭和17年1月25日 午後4時40分
  • タグインドネシア方面シンガポール方面ソロモン諸島方面ビルマ・タイ方面フィリピン方面マレー方面中国大陸方面香港方面
  • 新聞確認
    大本営発表データベースでは、
    掲載内容が正確かどうかを確認するために、
    発表当時の朝日新聞を参照しています。
    未確認
  • 紙面画像
    当時の朝日新聞の紙面を閲覧できます。
    (データなし)

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